雨漏りはなぜする?
どんなに丁寧に施工されていたとしても、長く住んでいる屋根や外壁は傷んでくるものです。そして傷みをそのまま放置することで起こるのが雨漏りです。
雨漏りは、屋根に傷みがくることで起こる現象と思いがちですが、実は屋根だけではなく外壁からの雨漏りも起こってしまいます。
外壁から起こる雨漏りの原因は、年月の経過とともに劣化してしまった外壁材によって劣化する場合と、台風などの自然災害によって起こる場合がありどちらも自然に起こってしまう現象のためある意味仕方のないことです。
また、壁に傷がついてしまったりするとその傷ついた部分から雨風が吹いて傷み、雨漏りの原因となってしまうことも少なくありません。
特に外壁材にサイディングを使用している場合は、サイディングのボード同士の隙間を埋めるのに使用するシーリング剤が劣化することで起こることもあるので、建物の築年数が増えればその分、建物の屋根や壁すべての部分から雨漏りを起こすリスクが高くなることを理解した上で、定期的に傷みのひどくなっている部分はないかどうかのチェックをするようにしましょう。
できれば、雨漏りの症状が起こる前に外壁工事をするようにすると、建物全体の傷みを最小限にすることができます。
2019.04.20